セントラルファイナンスへ過払い金請求する方法と手順のまとめ

セントラルファイナンスは、かつて高金利で賃金業務を営んでいたため、多くの過払い金請求権者を出しました。多くの過払い金請求を受けたセントラルファイナンスの経営状態は悪くなりましたが、OMCカード、クオークと合併し現在ではセディナという社名で賃金業務を営んでいます。

セントラルファイナンスへ過払い金が発生している方は、セントラルファイナンスから過払い金を返還してもらうためにはどうすればいいのか気になるところです今回の記事では、セントラルファイナンスの過払い金返還の状況や、過払い金を返還してもらうための手順について説明していきます。

過払い金請求とは|メリット・デメリットと弁護士に依頼すべき理由

2017.06.18

 

 

セントラルファイナンス(セディナ)へ過払い金返還の状況

まず、最初にセントラルファイナンスの過払い金請求への対応状況について説明していきます。

過払い金返還額の相場

セントラルファイナンスは三井住友銀行の子会社ですが、大手の金融機関が親会社であることから、過払い金請求への対応は悪くないことが伺えます。実際のところ、セントラルファイナンスの過払い金への対応は、他社の賃金業者と比べても交渉の段階で高額な過払い金を提案してくると言われています。

しかし、提案してくる額に過払い金に付随する利息が含まれていないため、利息分を加えて返還を希望する方は、訴訟を申し立てましょう。

過払い金発生者の対象者

セントラルファイナンスへ過払い金が発生しているのは、2007年9月以前にキャッシングサービスを利用した方のみです。また、ショッピング利用に関しては元々、金利が高くないため、ショッピング利用者には過払い金は発生しません。

また、過払い金は完済から10年を経過すると時効を迎えてしまいます。そのため、2007年9月前にキャッシング利用をした方で、完済から10年経っていない方が過払い金請求の対象者になります。

 

セントラルファイナンス(セディナ)へ過払い金請求する上での注意点

セントラルファイナンスへ過払い金請求をする方法を説明する前に、過払い金請求する上での注意点について説明していきます。

セディナの取り扱いカードを利用していないか

まず、セントラルファイナンスへ過払い金請求をすることでセディナが取扱うクレジットカードの利用に制限がかかります。そのため、携帯料金、光熱費などの引落しをセディナのカードで行っていた場合は、請求前に引落し先を変更してください。セディナが提供しているクレジットカードは以下の通りになります。

  • セディナ取扱いカード
    • セディナカード
    • OMCカード
    • アルファOMCカード
    • CFカード
    • コスモザカード
    • クオークカード

セディナに借金の残高の有無

セディナの取り扱いカードに借入残高がある状態で、過払い金請求をすると借入残高と過払い金は相殺されます。そのため、借入残高に応じて請求できる過払い金の額は低額になりますが、借入残高が過払い金を上回る場合は、過払い金による借金の減額交渉を行わなければなりません。

また、ここで注意していただきたいことは、減額交渉を行うと、個人情報がブラックリストへ掲載されてしまうことです。ブラックリストに個人情報が掲載されると、クレジットカードの発行、金融機関への借入の審査が通らなくなるため、過払い金請求をする前に借入残高を確認してください。

また、この場合の借入残高の対象は、セディナが取扱う全てのクレジットカードのキャッシング利用とショッピング利用の両方です。

 

セントラルファイナンスへ過払い金請求する方法と手順

では、セントラルファイナンスへ過払い金請求をする方法を順を追って説明していきます。

取引履歴の開示請求

まず、過払い金請求を行うためには過払い金の額を計算しなければなりません。過払い金の額を算出するためには、借入期間中の金利、利息、返済金額が記載された取引履歴が必要です。取引履歴は、セディナ本社へ直接、取り寄せることになりますが、開示されるまでの期間は1ヶ月程度~3ヶ月程度を目安に考えてください。

また、古い取引履歴に関しては、マイクロフィルム(書籍を保存するために使用するフィルム)から取引履歴を復元する必要がある場合があります。

マイクロフィルムから復元するためには専門の機器を要するので時間がかかりますが、取引履歴が古い場合、取り寄せるまでに時間がかかるかもしれません。詳しくは「お問い合わせ|セディナ」にて確認しましょう。

過払い金の計算(引き直し計算)

取引履歴が開示されたら、今度は過払い金の計算を行います。過払い金の計算は実際に支払った利息の総額と、法定金利内で計算し直した利息の総額の差額分から算出しますが、専門家へ依頼するのが一般的です。

また、セントラルファイナンスから取り寄せた取引履歴には過払い金の計算結果が記載されていますが、過払い金に付随する利息は付与されていません。

そのため、満額の過払い金に加えて利息分の請求をしたい方は、独自で過払い金の計算を行いましょう。

過払い金の和解交渉

過払い金の額がわかったら、今度はセントラルファイナンスの担当者と過払い金返還の交渉を行います。交渉の手順としてはまずは、セントラルファイナンスへ過払い金返還請求書を郵送してください。請求書の内容には以下の項目を含めることが一般的です。

  • 過払い金の計算結果
  • 日本ファンドへの請求金額
  • 口座番号など振込先の情報
  • 支払期日
  • 請求に応じなかった場合の訴訟の意思表明

また、実際の交渉ではセントラルファイナンス側から、ある程度の額の過払い金額を提案してもらえると言われています。話し合いが上手くまとまった場合、過払い金請求は終了です。

訴訟

もし、話し合いがまとまらなかった場合は、訴訟の申し立てを行いましょう。裁判では申立側に落ち度がなければ、満額の過払い金に加えて利息の支払いをする内容の判決が下されるでしょう。

また、過払い金の請求額が60万円以下の場合は、少額訴訟を申し立てることをオススメします。一般の訴訟と比べて申立費用が安い上に、手続きが簡単なためです。

 

法律の専門家へ依頼するべきかどうか

過払い金請求をする上で法律の専門家へ依頼するべきかどうか検討する方は少なくありません。

専門家へ依頼するメリット・デメリット

依頼を検討するためには、まずは専門家へ依頼するメリットとデメリットを比較するべきでしょう。

メリットは手続きの流れがスムーズになること

まず、専門家へ依頼するメリットは、専門家が後ろ盾にいることでセントラルファイナンス側が交渉に応じやすくなることです。個人で交渉するよりも専門家に依頼した方が、高額な過払い金返還で話がまとまる傾向にあるため、訴訟まで過払い金請求が長引かないかもしれません。

また、専門家に依頼することで請求書の作成、訴訟の申立書類の作成を代わりに行ってくれます。手続きをスムーズに進められることは専門家へ依頼するメリットです。

デメリットは費用がかかること

反対にデメリットは、専門家に支払う費用でしょう。請求できる過払い金の額と、専門家の費用を比べた上で専門家へ依頼するべきかどうか判断するべきです。過払い金請求における専門家費用の相場は以下の通りになります。

  • 相談料:初回無料
  • 着手金:4万円前後
  • 成功報酬:20%~25%
  • 減額報酬:10%

減額報酬とは、借入残高があった場合に、過払い金と相殺されることによって減額された借入残額に応じて発生する費用です。

弁護士と司法書士の違い

また、弁護士に依頼するべきか司法書士に依頼するべきか悩まれる方もいるでしょう。弁護士と司法書士の違いは、依頼できる業務の内容です。司法書士は基本、書類作成を専門としているため、交渉、裁判の代理人を依頼することはできません。

しかし、認定司法書士に限り、140万円以下の請求額に関しては、交渉、簡易裁判所における裁判の代理人を務めることができます。請求額が140万円を超える場合、裁判が第二審以降まで進む場合は、認定司法書士へ交渉、裁判の代理人を依頼することはできないと思ってください。

 

まとめ

セントラルファイナンスへ過払い金が発生していると思う方は、なるべく早く過払い金請求を行いましょう。過払い金には時効があり、多くの過払い金の時効期間が迫っているためです。法律事務所では無料相談の一環で、過払い金の計算まで行ってくれる事務所が多いので、まずは法律事務所へ相談してみてはいかがでしょうか。

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